プロローグ

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「ふ~む、日本史か。ほら、100円やるから自分で買ってこい」 時間割り教えてもらっただけで100円なんて、俺はなんて気前がいいんだ。時間割り表は大金持ちになれるぞ。 キーンコーンカーンコーン 「ふぅやっと昼休だぁ。腹減ったぜ~」 「4時限目体育でバスケだったしな」 「なぁゲムオタ。何かいいゲームないか?出来ればギャルゲ以外で」 「ももいろ☆ドロップスとか」 間に☆とかつけてもわかんねぇから!現実では一区切りした風にしか見えない! 「ギャルゲの雰囲気ボロボロでてんすけど」 「ギャルゲじゃない!エロゲだ! どう違うんだ、このどアホ。 と、体育から帰ってきた女子達が、甘ったるい匂いと一緒に帰ってきた。 「大輔、今日、一緒にご飯食べてもいい?」 と、帰ってくるや否や、俺の席に来る。
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