3人が本棚に入れています
本棚に追加
――――――――――
手紙を読み終えると私は力なくその場に崩れた。
畝那「……っ、な…なに………これ。
嘘よ………だって、だって………母さんも……父さんも………私を…」
――嫌って…
畝那「…………嫌って?」
―本当にそうだった?
じゃあ何で拾ったの?
何で捨てなかったの?
そんなの簡単に出来たのに……
これじゃあまるで本当に………――
畝那「私を
愛してくれていた?」
『また昔みたいに――』
―そうだ、あの時…あの寒い冬の日―――
最初のコメントを投稿しよう!