運命の出会い

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全ての人間が敵に見えた。 社会全体が自分を嘲り笑っているようだった……。 町の中で見つける浮浪者やスーツ姿でビシッと決めたサラリーマン、はたまたお菓子屋のおばさんまで、自分を憎み妬みに苛まれていた。 少年時代のメルセンは荒れていた。 心の寂しさを埋める為に 悪事は徹底的にやった。
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