運命の出会い

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その時だった。 ギャングチームのリーダー、ソービーが女の背後に入り、丸太のような太い腕を身体に絡めてきた。 「姉ちゃん、俺らと遊ばねえか?」 「あなたなんかと嫌よ!、離して!!」 女から見たらソービーは獣だ。 数々の悪事を重ねてきたものが、顔の表情や雰囲気にも醸し出している。 それは言葉に現すものでもない。 そんな男に自分の身体を手にかけられているのが許せなかった。 女は苦痛に歪んだ表情でもがいた。
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