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「つまりそれって、呪いの力が消えるまで、ボク達の姿が入れ替わった事は誰にもバレちゃダメって事?」
「…まぁ、そういう事になるま」
赤ぷよ帽を被った少女(中身はアルル)があくまに聞いた。あくまは頷いた。
「もしバレれば、その時点で呪いが確定してしまうま」
「…そんなぁ…」
と今度は、茶髪の少女がうなだれた。
「まぁ、そう落ち込む事はないま」
あくまは言った。今度こそ、彼女達を励ます為に。
「要は一週間、誰にも正体が気付かれなければいいんだま」
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