~第ニ章~

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試合後、俺達は羽瀬高に戻り反省会をする 葉山「残念でした…勝てた試合でしたが、これがサッカーの恐ろしさです」 そう… いくらラスト5分でも 試合を終了させるホイッスルが鳴るまでが闘い… 俺達は悔しい気持ちを押さえようと必死だった 葉山「進藤君、改善すべき所を言って下さい。正直に」 恵介「先ずは1つ、キーパーとディフェンスの連携。2つ、中盤は成沢に頼りすぎ。3つ、俺に頼らずゴールに行け」 これは試合をしたなかでも俺達はわかっていた 葉山「今言ったことが私達の課題だと思います」 龍「すいません。俺がもっと周りと連携を取ることができれば…」 聖也「お前だけのせいじゃないんだ」 龍「けど…」 天城は両拳を強く握っていた 責任を感じていたのだ ベスト4を賭けた試合で最後にPKにしてしまい決められたことを… 翔「龍は守るためにしたんだから…」 恵介「いや」 俺達は反論しようとする進藤さんの方を見た
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