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ジリリリ…
朝から耳に響く目覚ましが少年を起こしていた
少年の名は『成沢翔』
翔「ん…うっさい!!」
目覚ましを止め眠たい目を擦りながら起き、階段を下りる
翔「おはよ~…」
張りのない声でリビングにいる父さんや母さんに挨拶する
父「おはよ翔」
母「どう母さんが買ってきた目覚まし時計?」
翔「最悪…」
あの目覚ましは高校生になった俺へのプレゼントであった
最悪という言葉を言ったのに母さんは隠れて笑っていた
とりあえず椅子に座り飯を食べる
父「どうだ学校は?」
翔「ん?あぁ…まぁ普通かな」
高校に入学して1週間になっていた
俺は家の近くにある新設校の羽瀬高校に入学した
理由はある人の誘い…
母「とにかく勉強よ。サッカーはほどほどにね」
父「推薦でも気を抜くなよ」
翔「わかってる。じゃあ用意して行きますか」
朝飯を食べ終え、中学と同じ学ランを来て学校に向かう
翔「え~とバスは後…2分か」
バス停で羽瀬高校行きのバスを待つ
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