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葉山「何故、進藤君が成沢君を選んだかわかりますか?」
唯「上手いからですか?」
急な質問であったが最もな解答をした
葉山「それもありますが、彼にはこんな異名があるんです!」
唯「何ですか?」
葉山「『フィールドの魔術師』。進藤君は実力もわかった上で決めたのです。成沢君がいれば全国制覇も夢じゃないってね」
進藤さんが俺を誘った理由は夢である高校サッカーNo.1になるために俺が必要だったからだった
恵介「抜け」
翔「ウイっす」
龍「東」
聖也「クソ!!……あれ?」
ボールは東の頭上を越えゴールネットを静かに揺らした
翔「シャア!!」
恵介「ナイス」
俺と進藤さんは向き合いハイタッチをする
周りのギャラリーは点が入ったことで喜び合う
葉山(抜いてから東君が出て来るのがわかった上でループシュート…羽瀬高サッカー部にまた天才が現れましたね)
龍「チクショウ!!」
聖也「まさかループとはな…」
ピッピッピ~
紅白戦が終了した
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