~第一章~

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葉山「何故、進藤君が成沢君を選んだかわかりますか?」 唯「上手いからですか?」 急な質問であったが最もな解答をした 葉山「それもありますが、彼にはこんな異名があるんです!」 唯「何ですか?」 葉山「『フィールドの魔術師』。進藤君は実力もわかった上で決めたのです。成沢君がいれば全国制覇も夢じゃないってね」 進藤さんが俺を誘った理由は夢である高校サッカーNo.1になるために俺が必要だったからだった 恵介「抜け」 翔「ウイっす」 龍「東」 聖也「クソ!!……あれ?」 ボールは東の頭上を越えゴールネットを静かに揺らした 翔「シャア!!」 恵介「ナイス」 俺と進藤さんは向き合いハイタッチをする 周りのギャラリーは点が入ったことで喜び合う 葉山(抜いてから東君が出て来るのがわかった上でループシュート…羽瀬高サッカー部にまた天才が現れましたね) 龍「チクショウ!!」 聖也「まさかループとはな…」 ピッピッピ~ 紅白戦が終了した
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