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7人の小人様より入電
プルル…プルル…
「お電話ありがとうございます。スノウホワイト電話相談室、担当・白雪です!」
「森の7人の小人です」
「7人の中のどなたでしょうか」
「まっ、いいじゃないですかぁ。森の7人の小人ってグループでの契約です」
「かしこまりました。それではご本人様確認のために…」
「合言葉はハイリーハイホー!」
「…確認とれました。ありがとうございます。…森の7人の小人様…大変申しあげにくいのですが、前回請求分と前々回請求分のお支払いが確認とれておりません。このままですと、私どもの方からご契約解除や、同業他社への情報交換というお話が進んでしまいます。お支払いはいつごろいただけますでしょうか?」
「えっ?!情報交換てナンダヨ?!」
「私ども以外でも、森の7人の小人様からのご相談は、どちらでも受け付けられないということです」
「そんなこと言ったって、俺が架けた分じゃないから知らんわ!」
「グループの中のどなたかがご利用されたということですね。一度グループ内でお話合われてはいかがでしょうか?」
「払わなかったらどうなるんだ」
「まことに不本意ではございますが、法的なお手続きや、債権管理会社様へ債権の委託…というようなお話も出てきます」
「もういいよ!勝手にしろ!」
「かしこまりました…」
チッ、切られた!
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