ジョエル・プリーチモの遺言

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ジョエル・プリーチモの遺言

前世の俺が、最も愛した女の転生‥秧鶏恭子。彼女の兄である秧鶏恭水と、表に出てきた夜空の魔王‥ジオ・プリーチモは‥死闘を演じた。 死闘の末、彼は自身の妹・恭子を盾にして‥‥ジオの封印を成功させた。 封印と言っても、眠ってるだけで表に出てこないというだけ。それだけだから、結果的に俺は元の俺自身に戻って‥能力も取り戻したのだけれど。 結局、ジオは眠ったままだ。 目覚める気配は無い、多分もう‥‥目を覚ます事はない。 それと《死》がどう違うのか、まだ俺には分からない。
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