はじまりの朝

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「本当か!!大地!本当なのか!!」 大地の機嫌が直ったのを良いことに大地の腕に抱きつく光。 「あぁ! ホントホント!だから離せっ!気持ちワリぃ!」 周囲の視線を釘付けにしていたのを気付いた大地は照れながら必死に光を引き離そうとする。 「そろそろ止めとけ!周りからの視線が痛すぎる!」 そういうと玄士は抱きついている光を大地から引き離した。 その時ふと腕時計を見た玄士。 「やべっ!門限の時間だっ!急ぐぞ!大地!光!」 彼らの通う学校、「夢幻高校」 夢幻高校の門限は9時まで。門限を過ぎると門が閉まる。
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