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リッダーは元将校へ送金するために銀行へとやって来ていた。
列に並び手続きを終え、『いつものバーで飲もう』そう考えていたときだった。
自動ドアの向こうから目だけ空いたマスクを被り、散弾銃、自動小銃を手にした男が数人入ってきた。
乾いた音が銀行内に響く
『金をだせ。余計なことをしなければ命は保証する』
皆を黙らせるにはそれで十分だった。泣いてる女性・怯える老夫婦など反応は様々だ。しかし、この状況を変えるべく若い女性銀行員がカウンターの下にあるスイッチを押した。
『これで警察が来る』
そう確信して息をついたが背後から声がした。
『お前、警察呼んだだろ?』
ズドン!
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