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「で、こっちが俺の恋人の亀梨和也。」
「…あ、亀梨です。ピィからよく話聞いてます。よろしく」
ペコッと頭を下げられる。
ふーん、割と礼儀のなってる人間じゃん。ま、ピィの選んだ奴だし当然か。
すると、また亀梨と目がバッチリ合い、更には顔を覗き込まれる。
「な!ななななななんだよッ!」
ちょ、こいつ俺に惚れた?絶対惚れたよな?初対面だぞ?
ピィがいるってのになんでこんなに見つめてくるんだよ!俺が男前なのはわかるけど少しは隠せよ!
「…あのー、どっかで会ったことありませんでしたっけ?」
「っな!」
デタ──────!!お約束の口説き文句!
確に男にしちゃ可愛いむしろど真ん中だけどやばいって!俺親友の恋人には手出したくないし!
「カメ、初対面じゃなかったの?」
「うーん…どっかで見たことあるよーな顔なんだよなー…」
(女に限らず男までも魅了させちゃう俺ってどんだけ?いや、断じて俺が悪いんじゃない。)
そんなわけで。
自己紹介もすんだところで、さっそく俺達は食事にありつくことにした。
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