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ったく、しょーがねーな…
「おい、亀梨。ちょっと」
「え?…はい?」
コピーをひと段落させてから、俺は一言亀梨に伝えるべく奴のデスクに足を運んだ。
「いいから、ちょっと来い」
「わっ!ちょ…!えぇ?!」
照れてるのか動こうとしない亀梨の腕を強引に引っ張って外に連れだした。
よし、俺はここでガツンとこいつに言ってやらなきゃならねえ!!
「…赤西?なんだよ話って…仕事が…」
「仁って呼べっつっただろ」
「……あ、うん…?」
連れて来たのはオフィス内の空室の部屋。
俺が座ると、亀梨も戸惑いながら腰をかけた。
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