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ピンポーン。
PM21時。こんな時間に誰だよ。仕事で疲れてるっつーのにタリィなぁ…。
とりあえずゆっくりと体を起こして、乱暴に玄関のドアを開けた。
「あ、こんばんわ。今日はどうも?」
………は?
咄嗟にドアを閉めてしまった。
ちょ、今俺にはエンジェルスマイルに微笑んでる亀梨が見えたんだけど?なにこれ。
「ちょ、仁?!俺だよ俺!亀梨!」
見りゃわかるっつの!つかいきなり仁呼び?!なんだこの図々しい奴!(基本過去のことはあまり覚えないタイプ)
「あのさ!困るっつってんのがわかんねぇ?!家にまできやがって!一体どーゆー神経してんだよテメーは!!」
「えっ?でも仕事終わったし…、それに俺はピィに届け物があって…っ」
届け物、ね。
俺は渋々とドアを開ける。
「……………ピィなら今ちょっとコンビニ行ってる。ま、入れば?」
「あ、うん。ありがとー」
心優しい俺は仕方ないので部屋に入れてやることにしたのだった。
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