富士研究学園都市

7/19
前へ
/30ページ
次へ
それを見たクラスメートは、落胆する者、喜ぶ者、無表情な者と反応は様々だ。 青龍のペアは、偶然にも香澄になった。 更なる偶然に驚いていたが、お互いに頑張ると誓い合った。 SHRが終わると、転校生である青龍の周りに人が自然に集まっていた。 「君って、志々雄って言う名字だけどあの志々雄一族の人?」 女生徒の唐突な質問に、青龍は動揺を見せてしまう。 「えっと……それは……」 「そんな訳無いじゃん!」 青龍は、自分が志々雄の人間だと知られたくなかった為、否定しようとした時だった突然他の女生徒が否定をしたのである。 周りの生徒は、否定した事に疑問を抱いた為理由を求めると女生徒は、魔導師ランク計測器を見せた。 液晶画面に計測された魔導師ランク『推定E』が映されていた。
/30ページ

最初のコメントを投稿しよう!

36人が本棚に入れています
本棚に追加