プロローグ

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そのまま間合いに入り込み斬り付けようとするが、ファイヤーウルフに避けられてしまう。 更に、自慢のスピードで青龍を翻弄し始めた。 「(自慢のスピードで翻弄か……だが、遅い!)」 再び構え直したその刹那だった、青龍が消えたのである。 「消えた!?」 様子を見守っていた村人達が驚きの声を上げた。 だが、青龍は実際は消えたので無く、とんでもないスピードで動いているだけなのだが、村人達の目では姿を確認する事が出来ず消えた様に錯覚してしまったのである。 青龍は、縮地を使いファイヤーウルフの側面に付くと間髪を入れずに蹴り飛ばした。 ファイヤーウルフは10m位吹っ飛ばされ、倒れたまま動かない。 青龍は、ルインに魔力を込め始めた。 「飛翔閃!」 青龍は、炎を帯び圧縮した協力な魔力の刃をファイヤーウルフに向け飛ばした。 魔力の刃は、ファイヤーウルフをいとも簡単に両断した。
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