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~静岡・富士研究学園都市~
「ひ…広い……」
駅前にある巨大な案内掲示板を見て、あまりの広さに驚いた青龍が呟いた。
「君が、志々雄 青龍君だね?」
案内掲示板で富士魔法学校を探していた青龍だったが、突然後ろから声を掛けられた。
驚いた青龍が後ろを振り向くと、そこには制服を着た2人の女生徒が居た。
「あの……君達は……?」
見ず知らずの人に声を掛けられた青龍は、恐る恐る正体を聞いてみた。
「私達は富士魔法学校の生徒で、あなたとは寮で同じ部屋に住む同居人になります」
「それ故に、あなたを迎えに来た」
2人の女生徒から出た言葉に青龍は自分の耳を疑った。
特に『寮の同じ部屋に住む』と言う常識てば考えられない、この言葉に一番驚いていた。
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