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そのまま笹本さんを観察してみた。
腰を使って退けようと一生懸命腰を動かしている。
やっぱり可愛い…
俺は倒れこむ様に覆いかぶさり、頭の両側に手を付いた。
笹本さんの肩が揺れたのは気にせず顔を近付け……
「兄さん、ただい……ま…」
その瞬間、上がってた色々なものが急降下し、負の数の域に突入した。
笹本さんも目を見開いて固まっている。
そんな中、弟?からの意外な一言
「兄さん…また男に襲われたのかい」
え……また…だと…?
信じられなくて疑いの視線を笹本さんに送っていると
「……あぁ…」
「そんな……」
力が抜け、笹本さんに倒れこんだ。
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