君の手首

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君の手首

嫌というほど負を見せ付ける君は剃刀で自分を痛め付け いつも上の空 意識がぶっ飛で壊れたブラウン管に話し掛けている君は痛々しいかぎりです。 きっとこの世が君をこんなにしてしまったんでしょう。 手首の縫い目がまた深くなっているのに 僕は君に何もしてあげれないから 僕は君の下僕になってあげるよ 君の気が納まればと ただ思う日々。
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