ようこそアリス

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カリ カリ カリ 字を書く音と先生が黒板に書いている音だけが響いている 時々誰かのクス②と笑う声と一生懸命口パクでお喋りしている人たちを見かける 私ゎ楽しくもない化学の授業をただボーっとしていた…というより首がコクンコクンと…今にも寝てしまいそうだ ツンツン 誰かにつつかれた 私ゎ少し現実に戻って呼ばれたほうを見た 美雪が少し身を乗り出し 小さな声で言った 『ねぇ②新しい占い屋しってる?』 私ゎ少し考えて美雪に尋ねた 『えっと…裏通りのカフェの近くに出来たやつ?』 美雪ゎうん っと頷いた 『そこがどうかしたの?』美雪ゎ少し恥ずかしそうにいった 『なんかスッゴク当たるらしいんだ~♪だから…その……恋占いなんてしたいなぁって… 学校終わったら一緒に行かない?』 私ゎ別に占いとかにゎ興味ないけど美雪が行きたいなら…って感じでOKした 美雪ゎニッコリ笑い 私も笑い返した
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