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放課後。俺は相談に乗っていた。そのため、幼なじみの滝沢 亜矢(たきざわ あや)と黒井 新(くろい あらた)は帰ってしまった。
亜矢は栗色のセミロング、大人の雰囲気を持っているが、痴女だ。新は黒髪でショート、髪はワックスで決めてきている。二人とも俺と背はあまり変わらない。
相談相手はどっかの財閥グループの娘である。名前は神崎 知里(かんざき ちさと)。栗色の髪でロング。背は俺より一回り小さい。
正直驚いた。お嬢様の相談内容はエロい事についてだ。
なぜ俺が相談役かというと、一番最初にこの学校で話をしてくれたかららしい、嬉しいコトだ。
「私も女なので、男の子に一つや二つ興味が湧きます。ですが家柄が家柄なもんで……まだ男の体すらまともに見た時がありません。それに来週はパートナーを組んで実際にやる訳じゃないですか……」
「要するに……男の子を良く知りたいと」
知里ちゃんは俯き顔を赤くしてコクンと頷いた。かわいらしい仕草である。
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