未知数

パートナーの委員長は……

早くも４時間目も終わった。半分以上寝てたんだから、早いのも当たり前かな。昼食を摂っている。いつもは俺、亜矢、知里、新で食べていたが、今日から新しく翼が増えた。

全員食べ終わり、俺は翼に出したえっちぃ宿題を確認するため、バックからスイッチを誰にも見えないように出した。スイッチを入れる。

「んっ……ふっ」

「どうした？」

「……何でも……ない…」

心配するそぶりをする俺、三人は気付いていない。そう…昨日翼に出したえっちぃ宿題は、「明日ローターさんを入れて学校に来い」だ。

「なぁ…優太パートナー決めたか？」

「いや、今からイーグル・アイを使って決める！」

新が俺に聞いてくる。どうせ、お前は亜矢だろ。俺はバックから目薬を出して、右目に注し左目を左手で覆い隠し、そのまま教室を良く見た。