教室

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重い足取りで教室へ行く…教室は1-A。教室に入り、窓際の席に着く、こんなにボロボロになったオレだけど誰も気にかけず、昼放課を満喫していた。 オレはポケットからかろうじて無事だった、iPodを取り出し、イヤホンをして、机に伏せて寝た…。 いつの間にかチャイムがなりタルイ授業が始まった。チャイムがなっていてもクラスの連中はまだ友達と喋っていた。 グチャグチャうるせぇなぁ。さっさと席つけよ! 心の中でそんな事を思いながら、理科の教科書を取り出した。 そんなとき、気の弱そうな眼鏡を掛けた男の先生が来た。担任兼理科の先生、山下だ。 『みなさん~チャイムはもうとっくになりましたよ。席について下さい』 小さい声でクラスに呼び掛けていた。
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