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私は店主さんの使いの女の人に連れられ無事に家に帰ることができた
私と由梨亜じゃきっと道に迷うだろうからって
親切な店主のおかげ
それから由梨亜も真っ直ぐ自宅へと帰った
帰り道で聞いたんだけど
女の人の名前はミチルさんで店主さんの名前は悠翔(ユウト)だそうだ
年はやっぱり私たちより上で悠翔さんは17歳
ミチルさんは25歳だって
店主にしては悠翔さん若すぎだなって思ったけど、それは聞けずにいた
それから私は自宅に帰ってきて、今ベッドに寝転がってる
目を閉じると今日あったことが嘘みたいに感じられて、走馬灯のように流れる
あ「あ!本読まなきゃ」
すっかり本のことを忘れていたから慌ててカバンから本を出して、相変わらずベッドに横になったまま本を開いた
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