夢の国

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気がつくと私は扉の前にたっていた あ「あれ?ここどこだろ・・・」 周りは真っ暗なのに、扉だけはハッキリと見えている まるで扉自身が光っているかの様に 扉は高さ2mくらいで 幅は1mくらいの、よく物語に出てきそうなメルヘンな感じの扉だ あ「そうか・・・私夢見てるんだ」 でもいつのまに寝たんだろ・・・ あ!そうだ!! 本読もうとしたら不良品だったから寝ちゃったんだ ???「ヨウコソ。アナタハ、アリスデスカ?」 あ「え!?」 いきなり声をかけられビックリしてしまった ???「ヨウコソ。アナタハ、アリスデスカ?」 ビックリして黙っているとまた同じ質問が返ってきた まるでロボットみたい あ「はい。私ありすっていいます。でもなんで・・・」 ???「ワタシハ、トビラノ バンニン。アリスガクルノヲ ズット マッテイマシタ」 あ「番人さん?」 扉の番人と名乗る人は深くシルクハットをかぶり、スーツを着ていてとても背が小さかった 番人「サア、コノ トビラヲ ヒライテクダサイ」 番人はそう言って私を扉の前へと手を引いてきた まるで子供が遊ぼって手を引いてる感じ あ「この扉を開ければいいんですか?」 番人「サア、アリス。ユメノセカイヘ」 夢の世界? 夢なのに夢の世界? 変な夢だなあ・・・ そう思いつつも私は扉を開けようとノブに手をかけた その瞬間番人は消えてしまった あ「あれ?番人さん?・・・変な夢見てるなあ」 そして私はノブをゆっくりとひねり・・・ 扉を開けた・・・
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