不思議な本屋

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しばらく歩くと路地裏を抜け、薄暗いひとけのない道に出た 由「ねえ~ありす~、やっぱ帰ろうよ」 由梨亜は怖いのか私の腕にしっかりと掴まり、心なしか少し震えているようだった あ「大丈夫だよ。」 私は相変わらず本屋に行きたい そればかりだった そうこうするうちに小さな家の様な建物へとたどり着いた ???「着いたわよ」 あ「ここが・・・」 私がノブに手をかける前に、ギ~・・・と音をたててゆっくり扉が開いた ???「いらっしゃい。さあ中へどうぞ」 中にいたのは私たちより少し年上くらいの男の子だった 顔はキレイに整っていて、思わず見とれてしまいそうになる 第一印象はお兄系の執事って感じ 私たちはその子に導かれ中へと足を進めた
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