極力関わらないでいただきたい。

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「ごめんねましろ! 昨日私お金払わなかったよね? レシートって持ってる?」 「……うぅ」 ありません! 先輩がさっさと会計を済ましちゃったから、レシートの行方はわからない。 恐らく先輩が持って行ったのだろうけど……レシート取っとくような人とも思えない。 「ひっひーちゃん!」 私は我慢できずにひーちゃんに抱き付いた。 「わ!? ましろ?」 「じ、実はぁー!」 私は昨日のことをかいつまんで説明した。 「あの後そんなことが……」 「そうなんだよ! 最悪だよー!」 わたわたと落ち着かない私とは対照的に、ほえーと何ともほんわかなリアクションをとるひーちゃん。 ちょ、もっと重大に受け止めて! 友達が汚されたんだよ(デコチュー)! ひーちゃんはにこっと可愛らしい笑顔を浮かべて(男子達見すぎだろ)、ぽふんと私の肩を叩いた。 「先輩、優しいね!」 「違う!」 アレには優しさは含まれてなかったよ! 貸しが出来たぜみたいな感じだったもの! あああっ、何であの先輩こんな支持されてんの!?
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