極力関わらないでいただきたい。

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なんやかんやと先輩と無駄なやり取りを繰り返しているとお互いの注文した飲み物が届いた。うおお美味しそう! 「ふふっ」 ガムシロップを入れてミルクも入れる。紅茶とミルクが混ざっていく様を見るのは私は大好きなのでついつい溢れてしまう笑い。いいよね。 カラカラとストローでかき混ぜながらチラッと先輩を見てみる。 ゆったりとカップを傾けながらアイスコーヒーを飲んでいた。 (苦そ……) 私はブラックなんて絶対に無理。 「紅茶混ぜながら笑うわ何か変な顔で見詰めてくるわ、本当に変な奴だなお前」 「……」 いちいちムカつくなぁ、と思いながらずずっとミルクティーを含む。うむ、美味。 「見詰めてません。敢えて言うならコーヒーの方です」 「へえ?」 何やら面白そうに笑む先輩に私は「何か文句でも?」と喧嘩腰に口を開く。 「ねえよ。ただ山城は子供舌なんだなぁと思っただけだ」 「子供じゃないです」 もう立派な女性ですからっ! 「ハンバーグとか好きだろ?」 「大好物です」 「カレーは?」 「以下同文です」 「因みに福神漬けは?」 「……」 食べれない。 「そらみろ」 先輩はくはっと笑いながら指差した。
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