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彼の首筋に残る
赤い痕を見たら
我慢できなくなった。
独占欲。
好きとも言ってないのに。
付き合ってもないのに。
だけど、今。
重ねた唇。
力なく快感に酔い始める躰。
漏れる吐息。
全てが
彼に好きだと伝えている。
ドサッ
持っていたカバンが落ちた。
自由になった僕の右手は…
迷わず彼の背中へと回されたのだった…。
言葉よりも、
好きだから……。
終。
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