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「オマエ……ダレ?」
悪魔はまだ十分にチカラをつけていないらしく、流暢(リュウチョウ)に話せていない。
「神の代理人よ」
それを聞いて悪魔は舌打ちをした。
「フツマシか…ボクをコロスノ?」
「任務だからね」
影宮は神凪を構えた。
その姿を見た悪魔は高笑いする。
「キミってバカなんだね。こんなセマいクウカンでそんなオオキなヤリがアツカエルわけナイじゃン」
悪魔は体勢を低くして突っ込んできた。
影宮は一定の距離を保ちながら突きを放っていた。
すると影宮はだんだん不利になり、最終的ちは路地裏の奥に追い詰められた。
「オワリだー!」
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