てんやわんや(ノ><)ノ

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『一旦退職金もらって新しい職場さがすか…?』と部長は言った 『退職金でローン返済してしばらくはタコ焼き屋だけで働くのはどうだ?仕事は俺も探してやるから』 『でも…』 『特別課…ひどいもんだぞ?精神的に耐え切れなくてみんな辞めて行くんだ。それわかって行く必要ないさ』 『…そんなにひどいんですかぁ?』 『女がいくべき場所じゃない』 私は迷った。答えは今週末まででいいらしい まずはノブさんに相談してみた 『ひでぇ話しだな…でもよ、その部長さんの言う通りにしたらどうだい?』 『30女に再就職の道ありますかね…』 『やろうと思えばなんでもやれるさ。仕事の内容に文句言わなきゃな』 バイトが終わり、私はノブさんに親方にも相談してみなと、元締めでもある親方さんの家にお邪魔した 60くらいの粋なおじさんで浴衣を着て縁側にいた 私は事のあらましをだいたい話した 『お嬢ちゃんもツイてないな(笑)ノブが言うみたいに、その部長さんの選択がいいんじゃねぇのかい?』 『親方さんもそう思いますか』 『お嬢ちゃん、しばらく海の家で働いてみないか。人手不足なんだよ。終わったらノブの店行ってくれたらいい。8月いっぱいまでだけどな』 『働きながらにして海水浴気分じゃねぇか(笑)そうしとけ』 私はこのさい決断しようと思った 第二の人生歩むためにも
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