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彼女の名前は、アユミ。
小柄で天然パーマの大人しそうな子だった。
きっと勇気を出して俺に話し掛けてきたのだろう。
アユミの顔は天パってた。
それでも俺にいろいろ聞いてきた。
『どこに住んでるの?部活しないの?前の学校どうだった?』
本当にうざかった。
でも俺は仕方なく全ての質問に答えていた。
いや、今思うと仕方なくじゃなかったんだ。
アユミが話し掛けてくれたのがキッカケで周囲の奴らも俺に話し掛けてきてくれた。
俺はもう一人じゃないとアユミの顔を見て思った。
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