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「ちょっと待てよ!何でいきなり走り出したかだけども教えろよ!!」
「後ろを見なさい」
少女にそう言われ俺は後ろを向いた。
後ろを向くと、そこには黒い服を着たいかにも悪そうな連中が追いかけてきていた。
「オイ!何だよあの悪そうな連中は!!」
「・・・知らないわよ!喋る暇があるなら全力で走りなさいよ!このノロマ!!」
俺はコケにされているのだろうか。
俺は巻き込まれたっていうのに。
でも取り敢えずはあの悪そうな連中から逃げ切る方が大切だな。
「オイ!あっちの小道に入るぞ!」
俺は少女の手を引っ張り小道の方に向かった。
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