はじめに

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が、次の日。 起きた瞬間からお腹から腰の辺りに激痛が。 洋服をめくると 昨日まで三つしかなかった水ぶくれが オヘソの下から右の背中半分までびっしり。 立つと腰が抜け 歩くのも、カックン、カックンっとなってしまい、 なにより激痛の為 歩けなかった。 この日は終了式。 母は、仮病だと言い 学校に行けと怒鳴った。 学校までは10分かからないぐらいの距離。 だけどこの日だけは違った。 どうやってたどり着いたかあまり記憶にない。 学校に着いてから つねに壁に身体を預けながら少しずつ歩いた。 みかねた先生が肩を貸してくれた。 終了式を終え 学校から電話があったのか、母が迎えにきて そのまま病院。 即入院が決定し すぐ点滴をうたれた。
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