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「いえ それは貴方のミスではありません
貴方に依頼した企業から漏れた情報でライバル企業にハッキングを貴方がすると分かったからですよ」
「それはそうかも知れませんが… とにかく私は組織には入るつもりはありません」
「いえ 残念ですが貴方に断る権利はありません…
入るか死ぬかです」
「っ!?」
入るか死ぬかだって!?
ふざけている…
これでは絶対に入るしかないではないか
こんなのは果たして民主主義国家である日本の政府がする事なのだろうか?
「貴方は勘違いをしているようですね
この組織は政府が秘密裏に作ったものです つまり合法的な組織じゃないんですよ
そんな組織です、断ったら確実に政府を敵に回す事になり殺されます
現に私は貴方が断ったら殺すように言われていますしね」
真顔で大男は言う。
私も裏社会で生きている人間だ 流石にここまで言われたらこれが嘘か本当かはわかる。
―私は断れば確実に死ぬ
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