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「…… 」
さっきから黙ってる人がいるけどあの人がきっとアンデッドだろう。何か機嫌が悪そうだ…
「ほらフジ!
何さっきから黙ってんの!?自己紹介して」
「……
アンデッドだ 普段はフジと呼ばれている
銃がつかえないとか足手まといになるだけだ…情報処理部にでも入るべきだな」
会っていきなり厳しい事を言われてしまった…私は思わず苦笑いをする。
「こらっフジ
会ってそうそうそれは失礼だろが!」
そう言いながらサヤカさんがフジさんの頭を軽く殴った。
ったく何で俺が女と組まなきゃいけないんだよ…サヤカだけでも苦労してるってのに、そのうえ戦闘力0の女も加わるとか俺の身がもたん!
「うっせぇよ!
だいたい俺と同行して危険な場所でハッキングするより安全な場所でハッキングする方が良いでしょ」
「それが無理なのだよ
最近のテロ組織は対サイバーテロシステムが大国と同レベル、しかも普通のネットワークとは通じていないテロ組織個々のネットワークが作られているのだよ
つまりあるテロ組織の本部にハッキングしたいならそのテロ組織の支部を探してそこからハッキングする以外ないという事だ
それにフジ 自分の都合で仕事に文句を言って良いと思うかね? 私は駄目だと思うが」
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