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――――――――――――――「あなた火事よ!」
真夜中の団地で火のてがあがる。炎は白い建物を赤く染めながら勢いを増して行くばかりだった。
「とにかくここから出るぞ!」
そこえ迷彩服の男が数名のりこんできた。
「だ、誰だお前ら!?」
迷彩服の男らは答える事なく父を鈍器の様なもので殴った。
「あ、あなた
っ!…」
母も殴られ二人とも気を失ってしまった。
「お父さん お母さん!」
そこで悪夢はいつも途切れてしまう。おそらくこの後、迷彩服の男に殴られて気を失った為だろう。
炎は燃え続ける。
人もそこであった真実をも消しさって…
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