第1話 不死身の男

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午後6:00 ニュース番組で特報が流れた。     『たった今入った情報です 1時間程前 東京都 新宿にて××組の組員ほぼ全員と見られる死体が発見されました   えぇ第1発見者は××組から借金をしていたらしく その期限を延ばしてもらう為に××組のビルに来たところ死体を発見したそうです   警察は死体が穴だらけだった為マシンガンの様な武器で襲撃されたとの見解です ××組と対立している組によるものとの方向で捜査するとの事です しかし手口から少人数かつ相当武器を使い慣れしていると見られる事からプロの殺し屋かテロリストによるものではないかと専門家は…』                                 「今回もいい仕事だったよアンデッド いや仕事以外ではフジだったか…」   「そりゃどぉも でもあんなに暴れてOkでしたか?」   「大丈夫だよ ほかの組の仕業になるようにする計画だからね」   「真実は闇の中… 民主主義のやり方とは言えないな…」   「それは仕方ないさ 不可抗力だよ あのヤクザ達は麻薬密売,人身売買,臓器密売などの犯罪を犯した しかし証拠が不十分で逮捕する事ができない あいつらは殺れて当然なのだよ   そんな事より1日任務が遅れたのは戴けないな」   「それは俺のせいじゃないっすよ局長 サヤカのカスがっ!」                ここは東京の何処かにある大きな屋敷である。周りの住人は幽霊屋敷と呼び近づく事はない。 しかしこの屋敷の正体は政府の秘密傭兵部隊【黒猫】の本部である。
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