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「サヤカ また君かね」
局長、つまりこの組織の最高責任者である40代の男が呆れながらサヤカに聞く。
「違うんですよ局長
あたしは悪戯でじゃなくて… ほら 研究の為ですよ」
「嘘つくなよっ!
ぜってぇ悪戯だっ!
てかありゃそんなレベルじゃなかったし…」
実際にそうなのだ。
俺はこいつのせいで頭と胸に銃弾を受けた。この「力」がなかったら今頃あの世だっただろう…
「ホントだって!
ちゃんとフジのDNA採取したし」
「はっ!?
てめぇいつの間に」
「ふっふぅ♪
髪の毛一本からでも十分OKだからね♪」
もぉやだ…
こいつとは一緒に居たくねぇ
「まぁそれはもういい…
それよりフジ 話しがある」
「何っすか?」
「実は君に組んでもらいたい女がいる
彼女はプロのハッカーでね 腕は相当のものなんだが銃などは全く使った事がないらしい
こっからが本題だがフジ 君は彼女と供に日本に潜伏しているテロリストの殲滅及び海外にある敵の本拠地のコンピュータにハッキングして情報を収集してもらいたい」
「はあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」
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