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どこまでも続く真っ白な空間に僕は立っていた。辺りを見渡しても、同じ光景がひろがっているだけ……。
そして、目の前には誰かが静かに立っている。見た目は、短めの銀髪に白い肌、そして印象的な真紅の瞳を持ち、独特な雰囲気を持つ女の子。
僕と同い年ぐらいかな?
「おね……、い……」
「えっ? 何? ……聞こえないよ!」
一生懸命に何かを訴えている彼女の声は、今にも消えてしまいそうな印象を持たせる。
「はや……、く……、ここに……」
「えっ?」
その瞬間、僕の目の前は真っ暗になった。
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