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｢あぃ､おはよ｡奈々理もそろそろ起きないと遅刻しちゃうぞ｡｣
｢…んみゅ……もう少しだけ…｡｣
そう言ってまた可愛い寝息をたてる｡
この顔を見るだけでその日一日はハッピーだ｡
｢朱雀さん？まだ起きられていないのですか？｣
そういえば麻里亜さんを扉の前に放置しっぱなしだったな…｡
｢早く起きてくださらないと……｣
ま､まずいっ!まだこっちには奈々理が…
｢抱きついちゃいますよ～っ♪｣
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