謎のメール

9/30
前へ
/404ページ
次へ
自転車をおき、教室へと向かう。 ガラガラと教室のドアをスライドさせる。 教室に入った瞬間、校内にチャイムが鳴り響いた。ホントにタイミングがいい。 「直斗、遅~い」 「朝礼どうした?寝坊か?」 「つかお前出席日数大丈夫か?」 直斗が教室に入ると、クラスメート達が次々と話しかけてきた。 友達と呼べるやつは少ないが、知り合いなら結構多い。顔は広い方だ。 「おはよ」 軽く挨拶し、クラスメート達から距離を置く。
/404ページ

最初のコメントを投稿しよう!

8476人が本棚に入れています
本棚に追加