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「どうする、奈緒?」
「お兄ちゃんと一緒なら行きたいな」
「そっか。なら今年の夏休みの何日かは可愛い妹のために使いますか」
「よっし決まりだな。そんじゃどこ行くかとかは俺にまかせな!!」
ちょうど弁当を食べ終えた琢磨は箸を置いて高らかに宣言した。
「わかった。行き先は琢磨にまかせる。奈緒もそれでいい?」
「うん。いいよ」
と、そんなことを話していると、休み時間にポケットに入れておいた携帯のバイブが鳴った。
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