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相変わらずの噂の中・・・今年もまた学級委員に私と里中くんが選ばれた。
まぁ、噂されていても、クラスメイト達は私達に対しての態度は変わらなかった。だって、今までどれだけクラスの仕事や行事の仕事をしてきたか知っているから。
―――――――――――――――
私が帰宅すると、見慣れた靴があった・・・どうやら、叔父様が来ているらしい。
「ただいま」
私がリビングに入ると、
「美保ちゃん」
雅紀叔父様が私に抱き締めてくる・・・なんか最近このパターン多いなぁ。私は一人そんな事を考えていると、
「雅紀、美保も年頃・・・セクハラになるぞ」
お父さんはキッパリと言い放つ。雅紀叔父様は、愕然としてる。
「セクハラ・・・」
雅紀叔父様はぶつぶつ言ってる。
「雅紀叔父様、どうしたの?」
私が両親を見ると、
「学校での美保の噂が耳に入って・・・気にしていたみたいよ。表立って心配出来ないから・・・でも我慢の限界だったみたい」
お母さんはそう言って笑う。
「雅紀叔父様、心配してくれてありがとうございます。」
私が言うと、
「美保ちゃん」
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