7月11日

3/7

138人が本棚に入れています
本棚に追加
/33ページ
そして翌日。ルカに行く前にキーリカという所によるらしい。船の乗り換えがあるそうだ。キーリカに順調に向う一同。 しかし突然、船がゆれる。 出ました、シンです! シンはキーリカ向けてまっしぐら。と、船員の何人かがシンに向けて槍…というか、なんかでかいのを発射させたいという。船員の出身がキーリカで家族がいるという。シンの進路をかえるつもりだ。ユウナはそれを了承した。 だが、キーリカはシンの突進をくらい、吹っ飛んでしまった。わずかに生き延びた人々は死者を前に泣くばかり。少し遅れてキーリカに着いた一同。ユウナは自ら「異界送り」をさせてほしいと願い出た。 異界送りとは召喚士の行うことの一つ。死を受け入れられない死者は彷徨うことになる。すると…詳しいことは忘れてしまったが、魔物になるんだとかどーとか。だから、ちゃんと死を受け入れたものの世界、異界に送ってやるのだという。 ユウナは水辺で異界送りの踊りを踊る。すると無数の光が空に昇る。これで異界に行けたのだ。ティーダはこれを悲しい踊りだと思った。
/33ページ

最初のコメントを投稿しよう!

138人が本棚に入れています
本棚に追加