138人が本棚に入れています
本棚に追加
で、迷いに迷うユウナは父親に会って考えると言い出した。
え?あなたのおとーさん、死んだんじゃあ…。
と、ここグアドサラムは“異界”の入り口でもある。異界ってユウナ達召喚士がやる異界送りのあの異界?
ティーダも同じ疑問。
そしたらそうなんだって。ここでは死んだ人にあえるんだって。でもどうして逢えるのか、それは諸説あるらしい。
アルベド族の考えとしては例の幻光虫が生きた人間の想いに反応して死んだ人間の姿を見せるらしい。だけど、どんなに想っても生きた人間は現われないこと、また生前に死を受け入れずまた異界送りされなかったものは異界にいないから現れない…とか。そんな矛盾があるからまあ、これも信じられたものではない。
ああ、なんでアルベドの考えがわかるかって言ったらこのグアドサラムに来る前に道であのリュックと再会したのだ。
シパーフに乗っているときいきなりユウナが襲われた。機械のタコみたいなのに捕まる。機械を使うなんてアルベドしかいない。なんとかユウナを救出し、シパーフを降り、歩いている途中に倒れているリュックを見つけたのだ。
どうやらあの機械のタコに乗っていたみたいだ。ティーダにしてみれば船の上でシンに襲われはなればなれになっていらいの再会だった。
最初のコメントを投稿しよう!