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アーロンの腕力?いや。光が辺りのものを引きずり込んでいるのだ。ティーダも。光に引きずり込まれる。アーロンは言った。
これは誰の物語でもない。おまえの物語だと。
気付くと辺り一面海なのか川なのか湖なのか。水のなかに建物の残骸が沈んでいて水面に一部突き出している。遺蹟だろうか。
泳いで一番でかい建物に入る。寒さのあまり火を焚いて横になる。腹が減る。
うとうとしていて、眠ったらしい。ふと目を覚ますと異様な気配。モンスターだ。慌てて戦闘。その時何者かが入ってきた。人間らしい。ティーダは喜ぶ。やがてその内の一人が戦闘に加わる。
モンスターを倒し話し掛けるが相手に通じない。知らない言葉を話し、少々手荒な連中。だが、一緒に戦ってくれた女の子は言葉が通じた。しかし。
腹にパンチをくらって、ティーダは意識を失う。
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