1071人が本棚に入れています
本棚に追加
洛陽に入った連合軍だったが、荒れた都に留まっても無駄と結論し、連合軍は解散した
《公孫讚》「玄徳、私も領地に帰ることにした、お前はどうする?」
馬上にて訊く公孫讚に、劉備は抱拳礼して答えた
《劉備》「私たちは気ままに流浪の旅に出ます。兄上・・・お元気で」
《公孫讚》「そうか、達者でな」
劉備と別れた公孫讚は馬を走らせた、そこに一騎の騎馬武者が近づいて言った
《趙雲子龍》「公孫讚殿、先ほどの御仁は?」
《公孫讚》「趙雲か・・・あいつは劉備玄徳、私の義弟だ・・・」
《趙雲》「劉備玄徳様・・・なるほど、いずれは大きくなるお方か」
白馬に跨がり去っていく劉備を見つめる趙雲、また会える日を信じて、馬を走らせた
だが・・・それからしばらくして、大変な事件が起きたのだ
最初のコメントを投稿しよう!