-Preface-

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『あれ?そういえばハルと輝の役職はそのまま?』 不意に疑問に思い、くてんっと首を傾げながら尋ねてみる 「~ッ俺副会長補佐!」 「俺もそれがいいっ!」 『へ?会長補佐じゃないの?』 顔を真っ赤にさせ叫ぶ輝に続き、ハルも叫んだ 副会長補佐なんてなかったよね?と不思議に思い、華芽は再び首を傾げる 「…俺、副会長補佐以外やらないから」 「副会長補佐ダメなら一般生徒になるから」 ハルと輝の変な意気込みに負けたのか、要、成充、葵の三人は深いため息をついた 「華は…俺の」 再び、愁の包容力のある腕の中に包まれ、華芽は少し顔を赤らめながら口を開く
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